運動による血圧低下メカニズムとは?

運動による血圧低下メカニズムとは? サラサラ部長が解説!

運動で血圧低下

 

サラサラ部長

 

血圧の高い人が運動をすれば、血圧を下げられる・・・という話はよく聞きますよね?

 

血圧低下の2大要因は、心拍出量毛細血管抵抗の低下と言われています。

 

運動をすることでこれらを下げることが出来れば、血圧を下げることは出来たも同然!

 

それでは血圧と運動の関係について解説して行きますね。


そもそも血圧とはどういうもの?

サラサラ部長

 

皆さんもご存知の通り、心臓はポンプのような働きによって、血液を休む事無く全身に送り出しています。

 

その送り出した血液によって、血管の壁が押される力のこと・・・これが"血圧"ですね。

 

血圧には最高血圧と最低血圧がある事は有名です。

 

どういった理由で高くなったり低くなったりするのかと言うと、心臓が収縮して血液を送り出した時に血管にかかる圧力は最も高くなり、反対に心臓が拡張して肺などから血液を吸い込んでいるときに血圧は最も低くなるわけです。

 

気になる高血圧ですが、その要因の一つに"心拍出量"というものがあります。

 

これは、心臓から送り出される血液の量で、これが多いほど血管に圧力がかかることになります。

 

また血管の伸縮性も血圧に影響を及ぼします。

 

柔軟な血管は圧力に抵抗せず伸びるため、血圧の上昇は抑えられるのです。

 

血圧のみが気になりがちですが、血管年齢も若くなければだめと言う事ですね。


 

運動が身体に及ぼす影響とは?

サラサラ部長

 

運動による血圧を下げるメカニズムについては様々な研究がなされていますが、複雑なシステムが働いているものと考えられています。

 

運動すると身体の様々な機能の向上が期待できるのは皆さんもご存知でしょう。

 

例えば、心肺機能が向上すると身体により多くの酸素を取り込むことが出来るようになります。

 

すると血液は効率的に酸素を全身に行き渡らせることが出来るため、平常時の心拍数が下がり心拍出量の総量も下げることが出来るのです。

 

また、運動によって血液の循環が良くなれば、毛細血管を新しく作り出すことも可能となり、さらに血液の巡りが良くなります。

 

良い事ばかりですよね。運動って大事なんですよ!


 

運動が血圧を下げるメカニズムとは?

サラサラ部長

 

それでは運動と血圧についての確信に迫って行きたいと思います。

 

少し難しいですが、大事な事ですので良くお読み下さい。

 

運動すると交感神経が優位になり、呼吸が早くなり血管は収縮します。

 

逆に、運動後は副交感神経が優位となって交感神経は休止状態となります。

 

この切り替えがしっかり行われれば、平常時は副交感神経が働いて血管が収縮することはありません。

 

運動によって活性化した筋肉は、血液中に存在する脂肪や糖を吸収しやすくなり、コレステロールが減少して血液がサラサラになります。

 

副交感神経の働きで、広がった血管にサラサラの血液が流れることで血圧は低下するのです。

 

血圧は心拍出量が少ないほど低くなりますが、運動によって効率よく酸素を取り込んでスムーズに全身に行き渡らせることができれば、心臓は多くの血液を送り出す必要は無くなるという事なのです!


 

運動するなら有酸素運動が有効

サラサラ部長

 

有酸素運動を行うと消費した酸素を補おうとして呼吸や血液の循環が活発になります。

 

このため継続して運動を行う事で、呼吸器官や循環器が鍛えられることになります。

 

有酸素運動が大動脈の伸展性を増大させるという研究結果も出ています。

 

つまり、血圧を下げるための運動には有酸素運動が有効と言えるでしょう。

 

運動は決して無理をせず、自分のペースで行うことが重要です。大事なのは継続して行うこと。

 

運動前には十分なストレッチをして水分をしっかり補給しましょう。

 

高血圧の方は急な運動で血圧が上昇すると危険な場合もあるので、必ずかかりつけの医師に相談してから行うようにしましょう。